コラム

骨密度検査 DEXA(デキサ)法とは?

DEXA(Dual-energy X-ray absorptiometry)とは、日本骨粗鬆学会ガイドラインや世界中の骨粗鬆症ガイドラインで基準測定器として定められているX線骨密度測定装置です。

微量な2種類のX線を照射して骨密度を測定する検査で、従来の骨密度検査(超音波法・MD法・CT法など)と比べてより精度の高い方法とされています。

検査時は撮影台に横になっていただくだけで、痛みもなく短時間で終了いたします。転倒などによる骨折が起こると重症化しやすい腰椎と大腿骨部の2カ所について、体勢を変えていただく事なく検査が可能です。

被ばく量が極めて少なく(胸部レントゲンと比べると1/6程度)、患者様の負担が少ない検査です。
また、検査結果が分かりやすいのも特徴です。

検査結果グラフ例

加齢とともに骨密度は低下しやすく、恐るべきは発見が遅れると日常のちょっとしたことで骨が折れてしまう脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折や、痛みを感じないまま知らない間に骨折(いつのまにか骨折)が起きることです。

検査で早期に骨粗しょう症の傾向が分かれば治すための治療計画が立てられますので、当院ではまず「見つける」ための骨密度検査を行っています。
検査は予約なしで受けられます。

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